中学生でもわかる言葉のリハビリ日記

脳血管障害になると脳機能が低下することがあります。そうなると、会話がぎこちなくなったりしてコミュニケーションが以前より上中学生でもわかるように説明していきます。わからないことや疑問、何でも構いませんので、気軽にメッセージお願いします。

中学生でもわかる言葉のリハビリシリーズ❗️あれっ言葉が上手く話せない編🗣️

はい、本日も始まりました。

 

 

言葉のリハビリの時間です。

 

 

本日は「あれっ言葉が上手く話せない」についてお伝えします‼️

 

 

さて、言葉と一言で言っても言葉を話すのには段階があります。

 

 

普段何気なく、当たり前に話しているので、気にも止めないと思います。

 

 

でも、実は、段階があります。

 

 

 

難しく考えずに簡単に、中学生でもわかるように簡単にお伝えします。

 

①話す言葉を想起する

➡️②沢山ある言葉から目的の言葉を選ぶ

➡️③選んだ言葉を正しく並べる

➡️④正しく並べだ言葉を発音するために、その通りに口を動かす

➡️⑤口が上手く動いて目的の言葉が出る‼️

 

 

 

 

ざっくりとこんな感じです。

一般的に失語症、つまり、言葉の言語機能が低下すると、①、②、③が障害されます。

 

 

 

①は語想起の低下

言葉自体上手く思い出せません。

 

 

 

②は喚語困難

頭の中では対象となるイメージがあるけど、その言葉が何なのかが結び付かず、例「あれ、あれだよ」「丸くてオレンジ色で、甘い果物」などのようになります。

 

③錯語

言いたい言葉とは別の言葉が出てきます。

例「みかん」を伝えたいのに、「バナナ」や「りんご」のように別の単語を言ってしまったり、「みたん」のように文字を間違えてしまいます。他の誤り方としては、「はさみ」や「帽子」など、全く違う単語を言ったり、「はたや」や「たさぬ」のように意味がない言葉、それと文字では表現できない呂律が回らないとも違う聞き取れない言葉を話すこともあります。

 

 

④は失語症とはまたことなります。

発語失行と言われるものです。

目的の言葉を選ぶことはできても、それを言おうとするときに、上手く口が動かずに言葉が詰まったり、力強く発音したり、始めの語頭音を連続で言ったりします。

 

 

⑤は構音障害と言われるものです。

滑らかに舌や口を動かせないために、言葉が歪みやすくなります。そのため、ほとんどの発音時に言葉が全体的に聞き取り難くなります。

 

 

このように、言葉を話すと言っても、障害の種類により、表れてくる問題は異なります。

 

 

それに、併発することも珍しくありません。

②だけ④だけの方もいらっしゃりますが、ほとんどの場合は③と④、③と⑤など重なってきます。

 

 

言葉は相手との最も身近なコミュニケーションツールです。

 

 

言葉のリハビリをやりたい方

https://www.kotobanoreha.comを先ずは見てみてください。

 

オンラインで行います。

パソコンがあれば自宅でリハビリができます。

 

連絡先

kotobanoreha@gmail.com

 

それでは、本日も言葉のリハビリ楽しく頑張っていきましょう‼️