中学生でもわかる言葉のリハビリ日記

脳血管障害になると脳機能が低下することがあります。そうなると、会話がぎこちなくなったりしてコミュニケーションが以前より上中学生でもわかるように説明していきます。わからないことや疑問、何でも構いませんので、気軽にメッセージお願いします。

中学生でもわかるシリーズー嚥下障害ー

はい!本日も始まりました。

最近、雨続きでジメジメして嫌な感じですが、やっていきます!リハビリも頑張りましょう!

 

本日の内容は、めちゃめちゃ重要で嚥下障害についてです。

 

この記事を読めば嚥下障害のことを完全に理解できます。

 

ラインナップ

①嚥下障害とは❓️

②何が問題か❓️

③どうすればいいのか❓️

 

では、1つずつ伝えていきます!

①嚥下障害とは❓️

まず、嚥下は飲み込むことのことです。

なので、嚥下障害を聞いたら、飲み込みの問題と思ってください。

食べ物や飲み物を口に入れる前から飲み込むまでの範囲で、ほとんどの言語聴覚士は嚥下障害について考えています。

 

飲み込みの問題と言いましたが、先にも述べたように、範囲としては、ゴックンだけではないのです。

この範囲の問題を嚥下障害と言います。

 

②何が問題か❓️

嚥下障害は範囲が広いので、どの時が問題かを考える必要があります。

5期モデルで考えると1つひとつ確認出来て良いですが、嚥下障害で怖いのが誤嚥して肺炎が起こることです。

なので、誤嚥に繋がりやすいことをお伝えします。

1.意識レベルが低下

2.喉の感覚が低下

3.飲み込みの力が低下

 

1.意識レベルが低下

意識レベルが低下している人に、介助で無理やり食べて頂くと、誤嚥しやすいです。

例えば、横になってうとうと眠りかけているときに、食べ物や飲み物を口に入れたらどうでしょうか?

ほとんどの方はむせると思います。

直感的にわかると思います。

 

2.喉の感覚が低下

例えば、肩を叩かれると、肩を叩かれているとわかります。では、肩を触っていると思われないように触ると気が付きません。いや、私は気づく!と言う方もいると思います!つまり、それです。気がつく人もいるけど、気付かない人もいます。

感覚鈍くなっているからです。

鍋の蓋などの熱いものを触っても、大丈夫な人もいれば、熱くて持てない人もいます、

感覚の問題です。

つまり、気づく-気づかないが、喉でも起こります。食べ物が喉に残っていても気づかないために誤嚥に繋がります。

 

3.喉の筋力が低下

ゴックンと飲み込んでも、力が弱いために、誤嚥に繋がります。

なぜか、ゴックンとする時間、喉仏が上がっているときです。皆さんも今試してください。どれだけ短いか。この時間の間に食べ物や飲み物を食道の方へ押し込まないといけないのです。そのため、力が弱いと、開いた門にすべての食べ物や飲み物は通過しませんよね?じゃあ、残った物はどこに行くか?

喉の奥に溜まりますよね。残るんですから。そして、私たちは絶えず呼吸しています。呼吸を止めるのは、正常時において、ゴックンの時だけです。喉の奥に残った物を呼吸をすることで誤嚥に繋がってしまいます。

自ら食べ物を肺に取り入れるとは悲しいことですよね。

 

ちょっと長くなったので、続きは次回にします。

最後に、むせるってことは、誤嚥しそうってことなので、むせやすくなった方は気を付けてください。

コメントして、いただけると励みになります。

では!