中学生でもわかる言葉のリハビリ日記

脳血管障害になると脳機能が低下することがあります。そうなると、会話がぎこちなくなったりしてコミュニケーションが以前より上中学生でもわかるように説明していきます。わからないことや疑問、何でも構いませんので、気軽にメッセージお願いします。

脳機能はネットワーク

脳はネットワークと言われています。

脳の一番外側がneuron、つまり神経細胞で、それを支えると言う意味でグリア細胞があります。グリアとはラテン語で「支持」と言う意味です。(でも、グリア細胞って実はめちゃめちゃ重要なのです。それはまた今度お伝えします。)

神経細胞には核があり、脳機能はneuronによって支配されていると言われています。脳出血脳梗塞になり、neuronにダメージがかかり神経細胞が壊死することで、失語症高次脳機能障害となるわけです。

つまり、司令塔がいなくなったため、今まで当たり前に出来ていたことに不自由する結果となります。

でも、脳はネットワークなのです。

直列回路ならダメージを負うと回復が難しいですが、並列回路なら、壊れた所を迂回して今まで回路を強くしたり、新しい回路を作ることができそうですよね。それが、リハビリテーションで目指していることです。