中学生でもわかる言葉のリハビリ日記

脳血管障害になると脳機能が低下することがあります。そうなると、会話がぎこちなくなったりしてコミュニケーションが以前より上中学生でもわかるように説明していきます。わからないことや疑問、何でも構いませんので、気軽にメッセージお願いします。

中学生めもわかるシリーズ!ほとんどの人が知らない中枢神経と末梢神経②

はい!本日も始まりました!

言葉のリハビリの時間です。

 

本日は前回に引き続き「中枢神経と末梢神経」についてです。

 

トピック

1、ニューロンとグリア

2、グリアの力

3、グリアの問題

 

 

何故、腕や脚の損傷は治りやすく、頭の病気は後遺症が残るのか。何故失語症は治り難いのか。に関係する内容となっております。

 

この記事を読むことで、そこら辺のセラピストより、確実に、確実にですよ、頭の病気の後遺症が治りにくいのかわかり、だからリハビリテーションが必要なことがわかります。

 

では、前回の続きです。

前回は神経細胞グリア細胞まで話しました。

1、ニューロンとグリアについて

神経細胞ニューロンと言い換えます。グリア細胞は核を持たないので、支持細胞と言われています。ニューロンは核を持ちます。

なので、核を持っているニューロンが世界的に研究が盛んです。

 

中枢神経にも、末梢神経にも、ニューロンとグリアはあります。

 

2、グリアの力

グリアにはアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア、シュワン細胞が大きく分けて存在します。

 

中枢神経にはアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア

 

末梢神経にはシュワン細胞。

 

が存在します。

 

で、グリアの力は損傷した神経を回復させる力があります!

自然治癒するのは、こいつらのおかげです。

 

 

3、グリアの問題

 

そして、最大の問題もこいつらと言うこともできるかもしれません。

何で失語症は治りにくいのか、に繋がります。

シュワン細胞は末梢に存在し、中枢神経には存在しないため、損傷が治りやすいのです。

 

反対にアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリアは中枢神経に存在し、末梢神経には存在しません。

 

この、アストロサイトとオリゴデンドロサイト、ミクログリアが損傷した場所を修復するのですが、中枢神経の損傷となると、回復の邪魔をします。

 

だから、中枢神経損傷でおこる失語症高次脳機能障害は後遺症が残りやすいのです。

 

つまり、骨折が何もせずに元に戻るようなことは違い、脳卒中や頭部外傷などにより、中枢神経損傷で起こった、失語症高次脳機能障害は治りにくいのです。

 

自然治癒が難しいのなら、あなたは、どうしますか?諦めますか???

 

諦めないですよね。

何をすれば良いのかわからない。

話がわからない、喋りにくいなら言葉のリハビリです!

気が散りやすい、計画性が失くなったのなら、高次脳機能障害に対するリハビリ!

 

病院に入院中は気付き難いと言われています。実際家に帰ってから、ふとしたときに思う方が多いのです。

あなただけの違和感ではありません。

まずは相談してみませんか?

 

 

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